富良野GROUP【技術を超える「心」を磨く】富良野塾跡地で短期集中ワークショップ ~表現者としての「根っこ」をしっかりと張るために~
富良野塾は『北の国から』『やすらぎの郷』などを手掛けた脚本家・倉本聰が、 1984年春に開設したシナリオライターと俳優のための養成機関です。 全国からオーディションを経て毎年約20名の若者が入塾し、2年間の共同生活をしながら学びました。 講義は塾長でもある倉本聰がボランティアで行い、入塾料・受講料は一切無料。 塾生は近隣の農家に働きに出た収入を生活費とし、生活の全てに関わることを塾生で管理。 住居や稽古場も全て塾生が自力で建築しました。 2010年に閉塾するまでの25期26年間で375名が卒業して、現在も多くの卒塾生が映像・舞台の役者・脚本家、放送作家、小説家など多方面で活躍しています。
本ワークショップは、1984年に開塾し26年間にわたり375名の若者を輩出した「富良野塾」の精神(倉本聰イズム)の継承を根幹に置いています 。
倉本塾長の教えである「物を創るには技術と心、二つのものが必要である。人の心を打つ為には技術を心が越えてなければならない」に基づき、富良野塾で求められたのは、磨き上げた技術を土台としながらも、常にそれを上回る心を持って深い理解の基に演技を行うという、地に足のついた表現者でした。
都会の文明にまみれ、鈍くなってしまった五感を研ぎ澄まし、富良野の自然の中で土にまみれ、寝食を共にしながら、かつて富良野塾生たちが過ごしたその土地で、目の前の相手と嘘のない「本当の交流」を果たす 。表現者として必要な「根っこ」を、富良野の自然の中で力強く張ってみませんか 。

技術のみに偏重することなく、時間をかけて人間を創り込む姿勢を伝承します。心が常に先行することで、自分自身の生き方や人間性と泥臭く向き合い、濃密な時間をもって本質を捉える役作りができます。技術が不足しても不思議と観客を感動させる瞬間があるのは高いレベルの心で本質を突いた役作りが出来ているからです。もちろん技術があれば心との相乗効果で、さらにすばらしいパフォーマンスを発揮できるようになります。

② 労働と五感の解放
富良野塾の原点である「農作業」を実践 。自然の厳しさと恵みを全身で体感し、都会の文明に頼りすぎて鈍くなってしまった、人間本来の野生的な五感を開放することを目指します 。

③「富良野塾跡地」での共同生活
かつて塾生たちが歴史を紡いできた富良野塾の敷地(スタジオ棟・レストラン棟・新管理棟)を使用します 。この特別な空間で同じ釜の飯を食べ、寝食を共にして感情を共有する 。そして一期一会の真剣勝負に全霊を傾ける時間を経験します。

講師プロフィール/久保 隆徳
1966年、福岡県生まれ。俳優・演出家。 富良野塾11期生で卒業後、富良野GROUPを中心とした舞台の他、TVドラマ・CM など多方面で活躍中。2010年より北海道教育大学の非常勤講師として「演劇的手法によるコミュニケーションプログラム」に参加。現在は俳優と並行しながら、年間80本以上の演劇を用いたワークショップを実施している。一昨年12月には倉本聰脚本の舞台「富良野警察物語」を、今年3月には柴幸男脚本の『富良野演劇工場 Produce Series Vol.0 あゆみ』を演出。
| 開催日程 | 2026年9月20日(日)〜 9月22日(火・祝) ※前日の9月19日(土)に会場である富良野塾に入りしていただきます 。正味3日半にわたるワークショップとなります 。 |
|---|---|
| 応募締切 | 2026年8月23日(日) |
| 場 所 | 富良野塾(スタジオ棟・稽古場棟) |
| 宿 泊 | 富良野塾地での共同生活 |
| 参加費 | 35,000円(宿泊費・食費・受講料含む) |
| 募集人数 | 10名程度 |
| 募集対象 |
●俳優や舞台の創作活動をされている方、またはこれから行いたいと強く願う方 ●現在の表現活動に迷いや行き詰まりがあり、改めて自分を見つめ直したい方 ●倉本聰、富良野塾、富良野グループの活動やその哲学に深い興味のある方 ●共同生活と農作業(肉体労働)を厭わず、ひたむきに「感動」を生み出す情熱のある方 |
| 持ち物・準備 |
●事務局で用意しているもの: 食材、寝具 ●ご自身で持参していただくもの: 農作業時に使用する、汚れても良い服装、靴(長靴など)、軍手 |
富良野塾の教えに基づき、ワークショップ期間中は参加者同士で役割を決め、生活そのものを表現の学びとして設計しています 。
| 午前(AM) | 【農作業】土に触れ、汗を流すことで「生きるための労働」を体感する 。 |
|---|---|
| 昼 食 | 【自炊割当】食材を提供し、参加者が当番制で自炊 。休息を取り午後のワークに備える。 |
| 午後(PM) | 【ワークショップ】五感を生かし、想像力をフルに活かすワーク 。 |
| 夕 食 | 【自炊割当】食材を提供し、参加者が当番制で自炊。寝食を共にし、創作活動は共に生きることの上に成り立っていることを体感する。 |
| 夜 | 【ワークショップ】テキストを用いた実践、エチュード(即興)など 。 |
※応募多数の場合は提出書類による選考を行い、選考通過(参加決定)者の方にのみ、事務局よりご連絡をさせていただきます。














